🔳キエーロには金網ありのタイプと、金網なしのタイプがある
キエーロは、必ずサイドに隙間をあけ、風を通す構造になっています。
これは、土の表面を乾いた状態に保って臭いを防ぐため。
また、通気を良くして酸素を供給し続けているので、好気性微生物が増えやすい環境になります。他のタイプのコンポストは、虫がはいらないようにしっかり閉じるものが多い中、キエーロは「開放型」のコンポストとも言えます。
このサイドの三角形の隙間に、金網がついているキエーロとついてないキエーロがあるんです。
🔳金網は小動物の侵入を防ぐためのもの
この金網、「虫除けですか」と聞かれることが多いのですが、実は、小動物除けです。
(虫を防げるほどの細かい網目にすると、風通しが悪くなってしまいます。)
キエーロの中に埋めた生ごみは、動物たちにとってはありがたい食べ物。
ネズミやハクビシン、イタチなどが、ご馳走を見つけて、はいってしまうことがあるからです。
網戸用の網や、プラスチック製の網では強度が足りず、穴を開けられてしまうことがあります。
小動物の侵入を防ぐには、しっかりとした金網をつける必要があります。
キエーロをお庭などで使う場合は、できれば金網があったほうが安心ですね。
とは言え、金網がなくても問題なく使っている場合も多いので、「絶対なくちゃダメ」ということはありません。 金網をつけるのは結構大変でコストもかかりますので、まずは「なし」バージョンを使ってみても良いと思います。
🔳金網は後付けできる!
では、やっぱり後から金網をつけたくなったら、どうしたら良いでしょうか?
キエーロ考案者の松本伸夫さんに教えていただいた良い方法があります。
市販の金網を四角形に切って、円錐形にぐるぐる丸めて、隙間にビスやタッカーで留めつけます。
やり方を動画にしましたので、ご覧ください。
この方法なら、簡単に後付けできますよ。
ぜひ、お試しください。
🔳この記事を書いたのは...
コンポスト専門店コンポストフレンズ
使いやすくておしゃれなコンポストを集めた、コンポストのセレクトショップです。
キエーロも様々なサイズ、タイプを揃え、オンラインショップと実店舗で販売しています。